赤ちゃんの成長はあっという間で、1歳になるまでの間にたくさんのイベントがあります。お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句、ハーフバースデー、お誕生日などなど
たくさんある中でも、「お宮参り」は
「どれくらいお金が必要なの?」
「服装はきっちりしないといけないの?」
など不安なことだらけです。
そこで今回は、実際にお宮参りを体験してきましたので、基本的なところから気になるところを実際の体験談を交えて紹介したいと思います。
これから行こうと考えてる人はぜひ参考にしてください!
- お宮参りの流れ
- 必要なお金や服装
- 実際の体験談
お宮参りについて
せっかくのイベントごとなので行きたいけど
「そもそもお宮参りってなに?」と思われる方も多いと思います。
お宮参りとは、
赤ちゃんが生まれた土地の神様「産土神(うぶすながみ)」に参拝し、赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝を伝えることと、今後の健やかな成長を祈るためのもの
という説明があります。
土地の神様と言われてもわからないと思うので、
安産祈願をした神社や有名な神社、ご縁のある神社など好きな神社を選んでも構いません。
ただし、赤ちゃんと一緒にお出かけをすることになるので、なるべく負担を減らすために近い神社やお寺を選ぶことをおすすめします。
お宮参りのタイミングは?
お宮参りのタイミングは結論いつでも大丈夫です!
正式なしきたりでは、男の子であれば生後31日〜32日目、女の子であれば生後32日〜33日目に参拝するとなっています。
また、地域の風習などで時期が前後するケースもあります。
しかし、必ずその通りにしないといけないということはありません。
我が家も息子が12月生まれで真冬だったので、気候が落ち着いた6月に行きました。
首もしっかりと据わっていてとても楽でした。
真冬や真夏のタイミングになると、産後のママや生後まもない赤ちゃんには大きなストレスになってしまいます。
そのため、体調が安定したり、過ごしやすい時期に行くことをお勧めします。
あまり長引かせてしまうとハーフバースデーやお誕生日も待っているので、なるべく生後6ヶ月以内に終わらせるようにしたいですね。
ご祈祷料はどれだけ必要?
基本的にご祈祷をしていただくことになるので、神社などに謝礼を納めるのがマナーとなっています。
相場としては、5,000円〜10,000円程度になります。
しかし、金額が決まっている神社もあるので事前に、WEBサイトや電話で聞いておくと当日に慌てることなくスムーズに進められます。
私は、ご祈祷料が分からなかったので直接聞いてみました!
5,000円〜10,000円ですねと言われたので、5,000円を包んでいきました。
どんな服装が良い?
お宮参りで悩むところといえば服装ですよね。
「スーツがいいの?」「赤ちゃんの服装は?」「普段着でもいいの?」などなど。
結論から言うと、服装に厳格なルールはありません!
そのため赤ちゃんの体調や気温などを考慮して選択すれば良いと思います。
でも、せっかくのイベントだし記念撮影も撮る予定だしこだわりたいという方に正装を紹介します。
赤ちゃんの正装は着物
みなさんがイメージされている通り、赤ちゃんの正装は着物です。
「白羽二重」と呼ばれる内着の上に、祝着(のしめ)を羽織るのが昔から伝わる赤ちゃんの正装のようです。
ネットを見てみると、セットで販売されているものが20,000円〜30,000円であります。
また、レンタルですと幅はあるようですが、5,000円ほどで借りられるようです。
我が家の場合は、私が子どもの時に使った着物が残っていたようなのでそれを使いました!
少し暑かったので、写真を撮るときだけ子どもに羽織らせました。
中は着物ではなく肌着でしたが、特に問題はなかったです。
親の正装は赤ちゃんに合わせる
親の正装は赤ちゃんに合わせ変えていくのが一般的とされています。
赤ちゃんに正装をさせる場合は、ママなどの女性は着物訪問着や色無地のもの。
パパなどの男性は、スーツ(主に礼服)を選んで赤ちゃんに合わせるようにしましょう!
基本的に派手すぎない、ラフすぎないという点に注意していれば問題はありません。
あくまでも主役は赤ちゃんということを忘れないでおきましょう。
お宮参りに行ってみた
朝の10時に家に集合して、津山にある出雲大社美作分院に向かいました。
出雲大社美作分院は、受付時間である9:00〜15:30の間に受付をしたら良いとのことだったので予約をせずに向かいました。
到着すると大安だったこともあり3組ほどのご家族がいました。
神社について窓口の方に、「お宮参りに来ました」と伝えると名前、生年月日、住所を書く紙を渡されて、それと一緒にご祈祷料をお渡ししました。
簡単すぎてびっくりです。
もうすぐ始まるので中でお待ちくださいと言われ、本殿の方に上がって15分ほど待機してるとご祈祷が始まりました。
この日は5組ほどいて、厄除け、安産祈願、お宮参りの3つを同時に行っていました。
何組かまとめて行うようなので、タイミングによっては待ち時間がもう少し長くなるかもしれません。
赤ちゃんのミルクやおむつなどは、近場だとしても準備しておくことをお勧めします。
グズルこともなく30分ほどでご祈祷は終わり、記念撮影を撮ってお昼ご飯を食べて帰りました。
実際の写真がこちらです。
やっぱり白羽二重があった方が、記念撮影の時は目立ちますし、お祝い事感が出てよかったなと思います。
神社によっては予約しないといけない場合もあるので、ホームページや電話で確認するようにしましょう!
津山 出雲大社美作分院
岡山県津山市の中心地にある出雲大社の分院です。
駐車場も広いですし、綺麗な印象です。
社殿の中も広く、人柄も良い方ばかりです。
ご祈祷の種類は下記になります。
- 縁結び祈祷
- 安産祈願
- 初宮参り
- 七五三参り
- 交通安全祈願
- 厄除け開運
- 家内安全
- 病気平癒
- 商売繁盛
- 合格祈願
などなど19種類ものご祈祷をお願いすることができます。
ご興味がある方はぜひ行ってみてください。
ご祈祷の受付時間は時間は9:00〜15:30までですが、時間外のご祈祷も事前に相談することで受けてくださるみたいです。
まとめ
子どもの健やかな成長を願うためのお宮参りですが、わからないことも多いと思います。
子どもの一生に一度のイベントになるので、あまり考え込みすぎず楽しんで行きましょう。
あわせて赤ちゃんのイベントである、お食い初めについても紹介していますのでぜひご覧ください!