子どもの安全を守るために必要な「チャイルドシート」って高価なものが多いですよね
購入するチャイルドシートを迷っている!
そんなあなたのために、実際に使用して感じたメリットやデメリットを比較したので解説します!
- コンビ クルムーブスマートの口コミ
- バースデイ チャイルドシートの口コミ
- それぞれのメリット・デメリット
- 購入するのがおすすめの人
是非参考にしていただきたいです!
目次
チャイルドシートの必要性
そもそもチャイルドシートがなぜ重要なのか説明します。
チャイルドシートには、これだけの重要な機能があります。
- 衝撃から守る
- 転倒防止
- 死亡重症率を下げる
- 衝撃から守る
子どもは小さすぎるので、シートベルトをしっかり閉めることができません。
そのため、チャイルドシートはシートベルトやエアバックの代わりに、子どもの体をしっかりと固定して衝撃から守ってくれます。
- 転倒防止
チャイルドシートは、子どもが走行中に動き回ったり転倒したり怪我をすることを防いでくれます。
ファミリーカーでよく動き回っているのを見かけますが、チャイルドシートを使用しないと危険がいっぱいです。
- 死亡重症率を下げる
チャイルドシートは、子どもにも大人にも安心感を与えてくれます。
国土交通省の調査によると、チャイルドシートを適切に使用した場合、死亡重症率は、使用しない場合の約4.6倍も低くなることが明らかになっています。
チャイルドシートはかなり効果的です!
大切な子どもの命を守るために、近くにお出かけするときでも必ず着用するようにしましょう!
検証項目
今回は、実際に使用している2つのチャイルドシートで比較していきたいと思います!
比較する項目としては、下記の項目になります。
- 購入の背景
- 取り付けやすさ
- 対応年齢
- 価格
- デメリット
- メリット
- こんな方におすすめ
比較していくチャイルドシートは、
- コンビ:クルムーブスマート
- バースデイ:クレイドルチャイルドシート
の2つになります。
名前 | クルムーブスマート | クレイドルチャイルドシート |
メーカー | コンビ | バースデイ |
価格 | 49,500円 | 15,400円 |
対象年齢 | 新生児〜4歳ごろ | 1〜11歳 |
適正体重 | 約18kg以下 | 約9kg〜36kg以下 |
こちらをみて頂いても分かりますが、かなり違ってきますよね〜
ここからは各項目ごとで詳しくみていきたいと思います。
実際に使用しているので参考になること間違いなしです!
購入の背景
コンビ:クルムーブスマート
病院から退院するときにチャイルドシートが必要だったので購入。
そのため、新生児から使用できるものが必要だったので信頼できるものが良いと思い、有名メーカーであるコンビのチャイルドシートを選びました。
バースデイ:クレイドルチャイルドシート
基本的にはコンビのチャイルドシートだけでよかったのですが、息子が1歳になり保育園が始まるタイミングで、送りは私、迎えが妻と担当が別れました。
そのため、毎回付け替えるために妻の会社まで行く訳にはいかないので、
「どうせなら安くて、長く使えるチャイルードシートが良い!」
と思い2台目のチャイルドシートにバースデイのチャイルドシートを購入。
用途が少し違いますが、メリットやデメリットなども見てください。
取り付けやすさ
取り外しをする機会はそこまで多くないですが、長く使っていく上で取り付けやすさは重要です。
コンビ:クルムーブスマート
取り付けはとても簡単で、
- 底を固定するための足を出す
- フックがついている棒を押し出す
- フックを車側の金具に固定する
たったの3ステップで終わりです!
1,底をしっかりと固定するための足を出す
折りたたまれている足を、横についているボタンを押しながら開きます。
座席の高さによって、バーの高さを調整できるのでグラつかない高さで調整しましょう。
2,フックがついている棒を押し出す
チャイルドシートと車をしっかりと固定するための棒を、車の金具(ロアアンカレット)に向かい押し出します。
ツマミを回しながらではないとフックがついている棒は動かないので注意してください。
3,フックを車側の金具(ロアアンカレット)に固定する
押した出した棒を車側の金具(ロアアンカレット)に向かって押し出したら、カチッと音が鳴るまでしっかりと押しましょう。
フックがしっかりと固定されていたら、棒についているバーが緑色になるので、緑色になっているか必ず確認してください。
シンプルなので取り付けも簡単でした!
バースデイ:クレイドルチャイルドシート
こちらも取り付け方は簡単でした。
- 子どもに合わせてシートを調整
- 固定する棒を押し当てる
- シートをベルトで固定する
- ベルトのたるみが無いように調整する
1,まず初めに子どもの成長に合わせて、シートの高さや肩ベルトの長さを調整します。
シートの高さはこちらのレバーを引っ張ることで調整が可能です。
2,続いて車にチャイルドシートを固定するために、鍵がついた棒の先端を車の固定部分に押し当てます。
しっかりと固定ができたら、「カチッ」という音がするのでしっかりと押し当てましょう。
こんな感じで取り付けることができます。
3,このままではまだ不安定なので、後ろについているベルトで固定していきます。
ベルトの先端に引っ掛けるところがついているので、後部座席の後ろやトランク部分にあるいかりマークに引っ掛けましょう
引っ掛けることができればOKです。
最後にたるみが無いように調整すれば取り付け完了!
グラグラしないようにしっかりと取り付けることができました!
ベルトでの固定が少し面倒かもしれません。。。
対応年齢
コンビ:クルムーブスマート
- 新生児〜4歳ごろ
バースデイ:クレイドルチャイルドシート
- 1歳〜11歳ごろまで
退院した時からすぐに使いたいならクルムーブスマートがおすすめ!
長く使いたい人には、クレイドルがおすすめ!
価格
やっぱり価格が一番気になりますよね……
価格だけを見るとクルムーブスマートが高く感じますが、機能面や安全面がしっかりしているのでどちらにもおすすめポイントがあります。
コンビ:クルムーブスマート
- 税込49,500円
少し高く感じるかもしれませんが、新生児から使えるため安全面はバッチリ!
車の振動を抑えてくれるなどのメリットがあります
バースデイ:クレイドルチャイルドシート
- 税込15,400円
子どもが成長してきたら最低限の機能で十分になります。
この価格で10年間使えるのでコスパ最高です!
デメリット
ここからは実際に使って感じたデメリットを紹介します。
使ってみないと分からないことが結構ありました……
コンビ:クルムーブスマート
- 持ち運びが大変
- クッションの取り外しが難しい
一人での持ち運びは重たい
クッションがしっかりしている分、重く感じました……
本体の重さは、12.2kgと男性でも重く感じるくらいです。
我が家は付け替えをよくするのですが、妻一人では持つことができないので、いつも私が行っています。
重さはあるのですが、画像のように専用の取手も付いていますので、持ちやすいのは良い点かと感じています。
クッションの取り外しが難しい
クッションやシート・カバーはどうしても汚れてしまうので丸洗いできるのはとても魅力的です。
しかし、シートやクッションの取り外しが難しい部分があります。
それが、「肩ベルトのカバー」です。
裏のカバーを外した後に、かなり狭い部分に手を入れて取り外す必要があります。
肩ベルトは子どもの口に一番近い部分になり、汚れがちなので外すのがおっくうになります。
バースデイ:クレイドルチャイルドシート
- ベルトでの固定がめんどう
- ゴツゴツした感じがする
- シートを回転できない
ベルトでの固定がめんどう
取り付け方の最後でも紹介しましたが、ベルトでの固定が必要です。
私の車の場合はトランクに日よけがついているのですが、ベルトで固定する必要があるので閉めることができない状態です。
そのため、中が丸見えになってしまいました。
一般的な車は日よけがついていない方が多いので、そこまで気になる方はいないかもしれませんが少し気になりました。
ゴツゴツした感じが目立つ
シートがゴツゴツした感じがし、クッション性があまりないように感じました。
実際にカバーを外してみてみましたが、クッションは少なめでした。
新生児の頃は、体全体を包み込むようにクッション性がしっかりしたものがおすすめです。
安全性のためにクッションが多めの方がいいという方は違う商品を購入されたほいが良いです。
息子は嫌がることなく乗っているので、結果として良かったなと感じています。
シートを回転できない
意外に不便だなと感じたのが「シートを回転できない」というところです。
クルムーブスマートが回転式だったので、使いにくさを感じました。
シートを回転させることができないと、シートベルトを固定するために車の中に少し乗り込むことが必要になります。
また、隣に車が止まっている場合はドアを大きく開くことができないので不便です。
スライドドアの車であればそこまで気にならないかもしれませんが、通常のドアであれば少し不便です。
メリット
デメリットをしっかりとカバーするメリットもあります!
2つとも満足して使っているので、機能面も含め比較してください。
コンビ:クルムーブスマート
- シートが360度回転する
- シート調節が片手でできる
- 遮光フードで寝かしやすい
360度回転するシート
赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるときに、注目したいポイントが乗せやすさです。
車でお出かけするときには、必ず使うものになるので乗せやすいチャイルドシートがおすすめです。
シートが360度回転するため両方向から乗せやすくなります。
片手でシート調節可能
- 子どもを乗せる時(下ろす時)
- リクライニングを調整する時
に、片手でシートの回転とリクライニングの調節をすることが可能です。
片手で調節できるので、子どもを抱っこしながらでも調整することができ便利です。
また、シートが回転式なので、子どもの眠りを極力さまたげることなく乗せることができます。
手がふさがりがちな一人でお出かけをするときも、片手で調節できるのでおすすめです。
遮光フードで寝かしやすい
長時間の移動の時など寝て欲しい時は、遮光フードを活用して眠りやすい環境をつくるようにしています。
外の景色や雑音が入るとなかなか寝てくれないので助かっています。
また、寝ている状態の時も外の光や雑音を防ぐことができるので、起きにくくなるのも嬉しいポイントです。
バースデイ:クレイドルチャイルドシート
- 成長に合わせて長く使える
- ISO FIX対応なのに安い
- 軽くて取り付けが簡単
1番のメリットは
「安いのに長く使える!コスパが最高!」
ISO FIX対応なのに安い
チャイルドシートは、通常のシートベルトで固定する物よりも簡単に取り付けられます。
そのため、安全性が高い「ISO FIX」対応のものが価格も高い傾向にあります。
相場では、
- ISOFIX対応:約20,000円〜約50,000円
- シートベルトなど:約10,000円〜約30,000円
ほどとISOFIX対応になってくると価格も高くなってしまいます。
実際に私が1台目に購入したチャイルドシートも、ISOFIX対応のもので約50,000円ほどしました。
しかし、クレイドルチャイルドシートは、15,000円で購入ができるというかなりの安さです!
安全でできるだけ安いものを探していた私にはぴったりでした。
成長に合わせて長く使える
長く使えるところもかなり嬉しいポイントです。
シートの高さなど成長に合わせて調整することができるので、
約1歳〜約11歳までかなり長く使うことが可能です!
使う頻度が低い2台目のチャイルドシートにとっては、長く使えるのはとてもありがたいです。
途中で買い替える必要がないのも嬉しいですね。
軽くて取り付けが簡単
チャイルドシートはクッションが多いものや、機能が多いものは重たくなります。
その点、「クレイドルチャイルドシート」は重さ約5.7kgと比較的軽いので持ち運びも簡単にできます。
また、取り付け方についても、力を使わず差し込むだけなので簡単です。
そのため、他の車への付け替えなども簡単に行うことができます。
比較表
これまで紹介した内容を簡単にまとめてみました!
名前 | クルムーブスマート | クレイドルチャイルドシート |
メーカー | コンビ | バースデイ |
価格 | 49,500円 | 15,400円 |
対象年齢 | 新生児〜4歳ごろ | 1〜11歳 |
適正体重 | 約18kg以下 | 約9kg〜36kg以下 |
付け方 | ISOFIX式 | ISOFIX式 シートベルト式 |
機能面 | クッション性抜群 遮光フード付き 360°回転シート | ジュニアシートでも使える 取り付け方が2種類 |
デメリット | 持ち運びが大変 取り外しが難しい | ベルトでの固定がめんどう ゴツゴツした感じがする シートを回転できない |
メリット | 機能性が充実 新生児から使える 汚れても洗える | 成長に合わせて長く使える ISO FIX対応なのに安い 軽くて取り付けが簡単 |
比較表を見ていただくと分かるように、使用する目的によっておすすめのチャイルドシートは変わってきます。
それぞれのチャイルドシートを購入するのがおすすめの人は
- 新生児から使いたい
- 機能が充実しているものが欲しい
- 長く使えるチャイルドシートが欲しい
- 2台目のチャイルドシートを探している
- コスパがいいものが欲しい
となります。
メリットやデメリットを比較しながら選んでみてください!
まとめ
子どもの安全を守るために「チャイルドシート」は必ず必要です。
高価な買い物になるので、購入する際は慎重になると思います。
そんな時には、実際に使ってまとめたメリットやデメリット、機能面などを比較しながら購入してみてください。
「いきなり購入は不安!」
という方には、レンタルサービスもありますのでぜひ使ってみてください。